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キングダム 第278話『父子の情』

キングダム 第278話『父子の情』桓騎の放った無慈悲な一撃より、呉鳳明特性の井闌車が打ち破られてしまった魏軍、そして呉鳳明。
山陽戦で何故か魏軍からは人気のあった将軍白亀西。それを破った敵として名を広めた桓騎。
その名を呉鳳明が知らないはずはありません。一撃を放った者が桓騎そのものと知った時、彼は何を思ったのでしょう。
噂に違わぬ極悪振り、とか思ってるのでしょうか(笑)

さて、桓騎軍やオギコ(敢えて別出し)を襲った井闌車をお頭自ら火計で葬り去った訳ですが、
あの大量の油は一体どこから仕入れたのでしょうか。
その答えは、隠れファンが多くいると噂の、例の女幹部が知っていました。

「咸陽の備蓄庫からかっぱらって来たそうだ ごっそり」

ま、マジですかお頭!
咸陽って言ったら首都じゃないですか。
そして女幹部さんはそれを知っていたんですね…やはり桓騎軍の実質 No.2 でしょうか。
早く名前が知りたいです、姉御の!

桓騎から一番遠いとこの陣する白老こと蒙ゴウ将軍も、冷や汗はかきつつも
無事退けたと知りほっとした様子。そう簡単にやられるとは思ってないでしょうが、
自分が信頼を寄せる副将、何かあったら一大事ですもんね。

中央に陣する張唐は、隣の桓騎軍の動きに若干苛立ちのようなものがあるように見受けられます。
多少のドタバタはあったものの、登ってきた敵との対峙はただの地上戦と同じ、
むしろ敵は背後が無いので叩き落としてしまえ、と…。
言ってる事は間違ってないのですが、登ってきた魏軍からすればその状況は
背水の陣のようなものなのでやられまいと必死になると思うのです。
張唐軍のところは熾烈な戦いが当面続きそうですね。

さてそんな攻防を眺める本部…って、春申君さん、何飲んでんですか(笑)
李牧さんは相変わらず突っ立ったままだし(笑)
井闌車が一台焼かれてしまったものの、最初の一台は確実に「成果」をあげたと。
そう、これまで何をもってしても破る事の出来なかった函谷関に対して、
多少なりとも一撃を喰らわせたわけです。
例えこの一台もやられてしまったとしても、「実は何とかなるのではないか!?」と
兵に対して印象付ける事に。そしてその戦意は熱を帯び、距離を越え、
左右の主力とも言える部隊に伝搬する。まさに合従軍が優位にたつのに十分な事象だったと。

そして生きてるのか土偶なのか良く分からない、韓の成恢がまだ兵を動かしていない事。
春申君も李牧もこの事について、「彼(?)が軍を動かしたら流れが変わる」と言わんばかりの発言。
一体どんな戦術・戦略を見せてくれるのでしょうか…。
しかし「オオオオオオオ」というオーラが全く似合いませんね、ハニワ将軍。

さて、オルド将軍達とは反対側の戦場となる楚 vs 蒙武・騰連合軍という、今回最大級の
戦場にフォーカスが移ります。

楚の先方は、見事出鼻をヒョウ公の突撃でくじかれてしまった、楚の金剛石こと臨武君。
彼の部隊と言う事は勿論、項翼・白麗コンビも居ます。
相変わらず口の悪い項翼(それどころか、「わちゃアア」って何だよ(笑))が突撃し、
それをナルシー白麗が援護射撃でカバーする。
しかし一歩間違えたらこれ、項翼達にあたりませんかね(笑)
白麗が中華三位だかの弓だとしても部下達は別に十弓じゃないんですよね…。

突撃を繰り返す項翼ですが、対楚軍の本陣とも言える蒙武は全く動きを見せません。
王騎の副将だったかの戦いでは、いの一番に突撃しその武をまざまざと見せつけたわけですが、
今回はそんな様子が全く見受けられません。
これに対し、項翼は「びびってんじゃねーぞコラァ!」的なノリの発言…。
そんな事言ってたらヒュンヒュンおじさんか、金棒おじさんに殺られちゃいますよ!

しかし蒙武が動きを見せない事は、敵だけでなく秦軍に対しても影響がある模様。
蒙武の長男である蒙恬率いる楽華隊も「どうしたんだろう?」みたいな感じになっちゃってます。
蒙恬だけは何か知っているのか「そういう作戦なんだよ」と。
それはどんな作戦なのか、と解説がはじまるかと思いきや、始まったのは騰軍の鱗坊隊。
「え! 蒙武様じゃなくて何で騰軍が!?」なんて感じの楽華隊ですが、蒙恬の出した指示は

「鱗坊隊に並走 補佐だ」

やはり彼は今回の作戦について、何かしら知っていそうですね。
鱗坊隊の動きに合わせて楚軍に向かうその道中、開戦前の事を思い出します。

それは、蒙恬が父 蒙武のもとに訪れた時の話です。
蒙恬はそう言えば蒙武を苦手に思ってそうな感じですよね、以前から。
まぁ今回も変わらずなわけで、ちょっと蒙恬が可愛いのですが(笑)

さてその蒙恬、蒙武に対して「作戦どんな感じ…?」と恐る恐る聞きます…が、

「あ゛?」

怖い、怖いよ蒙武将軍! これから国の存亡を懸けた戦でどうなるかも分からない
実の子に対して向けるまなざしじゃないよ!(笑)

そんな訳で作戦を聞き出せなかった蒙恬ですが、
楚軍に対し何も策を講じないまま突撃するのは下策と進言。

「……そんな下らぬことを言いに来たのか 分かっておるわそのくらい(ビキッ)」

だから怖いですって蒙武さん(笑)
ほら、蒙恬も怯えまくってますよ…。

とりあえず無策じゃ無さそうだという事だけは分かった蒙恬、父に対し次の質問に移ります。

「何で俺が騰軍所属になってんの?」

これは自分も思いました。親子だし、てっきり蒙恬は蒙武軍所属だと思っていたのに。
多分蒙恬は答えは何となく分かっているんだと思います。それなので
「やっぱいいや」と。

本当はこれを言いに来たんだよ、と蒙武に投げかけた言葉は

「どうかご武運を 父上」

そこにはいつものおちゃらけた蒙恬の姿は無く、これから起こる戦で自分も、父もどうなるか分からない。
だからこそ今言わないといけない大事な事を伝えにきた、一人の将であり、そして一人の息子として映っていました。

これには想像もしてなかったのでしょうか、蒙武も驚きを隠せない様子。

「じゃ」と自分の持ち場に戻ろうとする蒙恬に対し、蒙武が口を開きます。

「敵は三軍から成る。縦に各軍五万ずつの計十五万。そして楚軍大将は最後尾の第三軍にいる。
俺が狙うのは楚軍総大将の首だ」

これが蒙武の作戦でした。
騰軍と合計しても楚軍の半分強程度、しかも蒙武直轄の軍だけでは総大将まで辿りつけない。
よって騰軍がまず仕掛け、敵の第一軍を挫き、第二軍、第三軍を引っ張り出してくる。
そしてそこを蒙武軍が突撃する。

蒙恬はどう思ったのでしょうか。
「まさか父上がここまで考えているとは」と言ったところでしょうか。
先に騰軍に第一軍を討たせればいい、と言う最中にも蒙武は「もう手はずしてある」と。
蒙毅が軍師になったのは父を補佐するため、という話が以前ありましたが、
蒙恬も似たようなところは少なからずあると思います。
武に頼った一辺倒な戦い方では敵を崩せたとしてもこちらも相応の痛手を負ってしまう。
その事については対趙戦の時にも蒙武は感じていました。

王騎の死後、蒙武は変わったとありましたが、王騎にも「あなたの課題は既に認識してるはずです」と
言われた通り、武一辺倒ではどうにもならない事がある、と言う事を学び
蒙武は蒙武なりに進化を遂げたのだと思います。

そんな二人の会話も、もう開戦してしまう状況というのもあり終わろうとしています。
部下に呼ばれ本陣に戻ろうとする蒙武ですが、最後に蒙恬に対して

「武運を祈る」

蒙恬に顔も向けず、背中を見せたまま語るその姿は、まさに父親そのものでした。
蒙武は蒙武でやはり蒙恬の事が気掛かりなのだと思います。何だかんだ言っても実の子ですし。
お互いに大事なところは多くを語らないところにちょっとウルッと来てしまいました。
やっぱ親子なんですね。いいですね、こういうの。

そんな開戦前のやりとりを思い出しながら、蒙恬は楚の第一軍に猛攻を仕掛けます。
蒙恬のその気迫たるや、輪虎戦でも見せなかった、荒武者振りです。
次々に敵を蹴散らしていく姿を見て、部下達も後に続けと勢い付きます。
楽華隊のいいところですね。飛信隊並に、隊長と部隊の絆が深い隊だと思います。

張り合いねーな、と言っていた楚軍第一軍に居る項翼も、
前方に現れた鱗坊隊・楽華隊に対し「やっと面白いのがきたか、へへへ」と言った感じで
カモンカモンしてます。

鱗坊さんは是非臨武君と戦って欲しい(同金さんの仇ですし)ところなので
(でもまたグチャってされそうで、それはそれでイヤです…)
ここは若い将二人のぶつかり合いを見てみたいものです!

って、来週休載!なんてこったい!

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